伐採後のウルシの木を活用を考える「ウルシの木の活用プロジェクト」では、2020年の立ち上げ当時から拓殖大学工学部永見研究室の共同研究を行っています。毎年学生がウルシの木を学び、前年の学生の研究を引き継ぐ形で継続的にウルシの木を使った商品開発の可能性や試験などを行ってきました。
2022年度は4年生の上原健太郎さんが卒業研究としてウルシの木を使った電車の吊り手を想定して強度試験を実施し、その研究発表を行いました。発表の席には、岩手県盛岡市の上米内(かみよない)駅で無人駅を活用した漆の拠点づくりに取り組む(一社)次世代漆協会さんと、JR東日本のくらしづくり・地方創生部門の方にもご参加いただきました。
内容は拓殖大学のホームページに掲載されています。
この取り組みは、単に商品開発を行うのみならず、未来を担う学生たちが日本の自然資源であるウルシの木を知り、サステナブルな社会と地域活性に貢献することも目的に実施されています。
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